肩こりの治療

接骨院に通院されている患者さんの中で、特に多い症状の一つが肩こりです。

肩こりの原因

• スマホやPCの見過ぎ
• テレワークの増加
• 精神的ストレス
• 生活習慣の変化

等、肩こりの原因や症状も多種多様になってきております。

• A．眼精疲労タイプ肩こり
• B．食いしばり、噛み締めタイプ肩こり
• C．姿勢不良タイプ肩こり
• D．前述タイプの複合タイプ肩こり

問診にてご自身の肩こりタイプを確認して頂き、治療に入って行きます。

特にツラい肩こりを放置してしまうと、頭痛や眩暈に繋がりやすいので、早期の施術をオススメしております。

A．眼精疲労タイプ肩こり

首の付け根、後頭部に位置している後頭下筋群※を重点的にマッサージでほぐしていきます。

※後頭下筋群（眼球運動に伴って筋収縮を起こします。眼精疲労時に硬くなる筋肉です。）

ヘッドマッサージにて目の周りの筋肉をほぐして血流を良くします。

整体治療では、仰向けにて上位頚椎部（後頭部）の動きを良くし、後頭下筋群の負担を減らし、首、肩、腕の姿勢バランスを整えます。

後頭下筋群は深部に位置する筋肉なので、エグゼトロン高周波治療器がとても効果的です。
その他、後頭下筋はもちろんのこと、症状がある肩こりの筋肉にもアプローチ可能です。

B．食いしばり、噛み締めタイプ肩こり

食いしばりにより顎の筋肉（咬筋）と目の横、こめかみ部分（側頭筋）、耳の後ろから前に走り鎖骨に繋がる筋肉（胸鎖乳突筋）が顕著に硬くなります。

このタイプはストレス過多、精神的疲れにより無意識に首、肩、顎に力が入ってしまい、筋肉の過度の緊張状態が長時間続くことで肩こりが慢性化する方が多いです。

通常うつ伏せマッサージやヘッドマッサージにて、咬筋、側頭筋、胸鎖乳突筋を緩めます。

C．姿勢不良タイプ肩こり

日常のPC作業、スマホ使用の姿勢、寝方、座り姿勢などで姿勢不良になり猫背、巻き肩、首や顎が前に出る姿勢によりストレートネックの方に多い肩こりです。

巻き肩を作り出す筋肉（僧帽筋）、猫背、首が前に出る時にストレスが掛かる（肩甲挙筋）を重点的に緩め、上半身の姿勢を良くして行きます。