猫背の治療

パソコン、スマートフォンの普及により、猫背の方がかなり増えております。

長い期間、猫背による姿勢の悪さを放置してしまうと、肩こりや腰痛はもちろん、めまい、頭痛、耳鳴り等を引き起こす要因にもなります。

上記の症状が無くても、猫背によりスタイルが悪く見えてしまうことがお悩みで、姿勢調節の治療をご希望される方もいらっしゃいます。

猫背もタイプがあり、ご自身がどのタイプか理解してもらった上で施術を行なっていきます。

①首、肩タイプ猫背（僧帽筋）

基本的なタイプです。僧帽筋とは、首から肩、肩甲骨、前面の鎖骨にかけて広がる大きな筋肉です。

大きい筋肉の為、三つの部位に分かれ、特に、猫背に関係してくる部位は僧帽筋上部繊維となり、この部位が過度に緊張すると猫背になります。

治療として、

• 僧帽筋の緊張を取るマッサージ
• 姿勢を良くする整体

がオススメです。

②胸部、腕タイプ猫背（大胸筋）

長時間のスマートフォン使用や、デスクワークで同一姿勢（特にタイピング姿勢）を長時間続けていると、腕の筋肉や胸の筋肉特に大胸筋が硬くなりその筋肉が腕や鎖骨を前に引き込み猫背になります。

このタイプの方は巻き肩や呼吸の浅さを引き起こすケースがあります。

治療としては、

• 仰向けにて大胸筋、上腕二頭筋の緊張を取るマッサージ
• 巻き肩を良くする整体治療、メディセル、エグゼトロン

がオススメです。

③肩甲骨タイプ猫背（菱形筋）

②と発生機序は似ているのですが、長時間の同一姿勢により肩甲骨の筋肉が上手く収縮出来ずに伸びて硬くなり巻き肩を作り猫背になります。

このタイプは腰痛を引き起こすケースがあり、筋肉が収縮力低下による背部の筋力低下が考えられます。

治療としては、

• 菱形筋の筋疲労を取るマッサージ
• 肩甲骨の可動域制限を緩める整体
• 菱形筋の筋力強化を目的とするエグゼトロン治療（EMSの電気刺激）

を行います。